ジャイアントストア松江スタッフおすすめモデルコース
~すべての神社が、出雲国造ゆかりの社~【 意宇六社巡り 】
国引き神話のお話しは、
古くから伝えられており島根県を代表する神話です。
「今は国は引き訖(を)へつ」と詔りたまひて、
意宇の杜(もり)に、御杖衝き立てて、
「意恵(オウェ)」と詔りたまひき、故、意宇と云ふ。
【『出雲国風土記』より】
「意宇」とは、
古代出雲国の政治・文化の中心地でした。
そこに鎮座する六つの社が
「揖夜神社」「熊野大社」「六所神社」
「眞名井神社」「八重垣神社」「神魂神社」
「巡拝の人、格別な社なれバ
一々心をとめて拝礼すべし。」
【江戸時代『出雲神社巡拝記』揖夜大明神の条より】
上記六つ、全ての神社が、
出雲国造ゆかりの社になっています。
全体的に大きな登りもなく、
平坦な道が続くので
気持ちよくサイクリングを楽しめますよ♪
また、古代出雲を感じることができる
神社ならではの神秘的空間、
道中の自然豊かな風景もお楽しみください。
あなたが数ある観光地や場所の中から
島根県を訪れるのも
きっと、出雲にまつわる神々からのご縁です。
ぜひ、お立ち寄りください!
本マップは、モデルコースの全体をご理解いただくために掲載しており、部分的に実際の走行ルートと異なる場合があります。
実際の走行は、自転車道路(またはブルーライン)を通行し、道路交通法を守り、安全にサイクリングをお楽しみください。
のんびり、ゆったり行きましょう♪
今回、少々な坂も交えてはいますが
どれもが斜度が緩やかのため
比較的走りやすいコース設定になっています。
のんびりと景色を楽しみながら
サイクリングを満喫しましょう(^^)/
最初の神社まで、あとすこし…!
ストアから東へ走り抜け、東出雲ののどかな街並みを進んでいくと第一の神社に到着です。
◆第一神社『揖夜(いや)神社』
▶▶黄泉がえり神話の聖地
揖屋町(いやまち)地内にある揖夜神社は、
旧国道沿い市ノ原川右岸のうっそうとした
松林の間に鎮座する社。
出雲国風土記や日本書紀にも登場しています。
主祀神はイザナミノミコト。
黄泉比良坂伝説地の近くにあることから、
黄泉の国に縁の深い古社とされています。
奥まで進んでいくと、
なにやら怪しげな鳥居が連なる道が…!
気になる方は、
ご自身の目で確かめに行かれてみては…?(゜゜)
東出雲の豊かな自然風景
揖夜神社を出で、国道9号線を走っていくと
第二の神社『熊野大社』へ続く53号線へ左折していきましょう!
ここでは、東出雲の自然豊かな森林風景を
お楽しみください(#^.^#)
熊野大社まであと少し!『53号線』
街中を抜け、穏やかな田園風景を見ながらサイクリング♪
熊野大社まで、あと少しです!がんばって~
◆出雲国一の宮!熊野大社に到着!
▶▶熊野大社、またの名を
『日本火之出初之社(ひのもとひのでぞめのやしろ)』
『日本書記』に「出雲国造に銘じて厳かな神の宮を建てさせた」と記され、
『出雲風土記』に登場する4大神のうちの1柱「熊野大神」をお祀りする神社です。
「日本火之出初之神社」とも称され、
古くから出雲大社と並んで
出雲国の大社として崇敬されてた由緒正しき神社。
熊野大社には、バイクスタンドが設置されているので駐輪も安心ですね♪
蛇行河道に切り通し作る【日吉の切通し】
日吉の切り通しは、1650(慶安3)年、
村の大百姓、周藤彌兵衛家正によって始められた。
意宇川の氾濫を防ぐため、
約1400万年前の普通輝石角閃石デイサイト溶岩からなる細尾根を開削し、
蛇行河道を短絡したものである。
切り通しの開削により放棄された旧蛇行河道の
地形が約1.7kmにわたって明瞭に残っている。
大地の歴史と人の暮らし、自然災害とのつながりを物語るジオサイトである。
【島根半島・宍道湖中海ジオパークより】
物語を聞いて、この河道が何十年もかけ
人の手によって作られたと思うと・・・
ドラマが脳内で描かれていきますね(`・ω・´
もうすぐそこ、六所神社!
意宇川の橋上にて写真撮影!
六所神社にはもう間もなくで到着。
田舎の風景を存分に楽しんで、
自然の美味しい空気をたくさん吸っておきましょう(^^)/
◆出雲国の総社『六所神社』
神在祭の内容を記した現在最古の史科
『佐陀大社縁起』には、全国の神々は
まず当社へお集まりになると書かれ、
小泉八雲も出雲五大社の一つとして紹介しています。
神社特有の静寂さを、ぜひご堪能あれ( ˘ω˘)
田園を駆け抜けたら 『眞名井神社』に到着!
道路整備され、キレイになった道をまっすぐ、一直線に駆け抜けた先には
『眞名井神社』が鎮座しています。
あともう少し!がんばって!
◆眞名井神社に到着
神名樋野の鎮座する「イザナギさん」
茶臼山(神名樋野)の東南麓にある神社で、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)をまつっています。
「出雲国風土記」にも登場する古社で
静寂な空気に包まれた境内は、心を落ちつかせてくれる不思議な空間が。
かつては神水と言われる「眞名井の滝」付近にあったともいわれています。
※本殿に続く階段が石段になっており、
角度が急の為ビンディングの方はお気を付けください。
◆神の魂と書いて『神魂(かもす)神社』
イザナミの大神を祀る『大庭の大宮』さん
伊弉冉尊(いざなみのみこと)を主祭神とし、通称大庭(おおば)の大宮さん。
巨大な自然石を積み上げた石段といい古代出雲の神々の里らしいたたずまいを見せる。
本殿は現存する大社造の社殿のうち最も古いといわれ、国宝に指定されている。
【引用元:しまね観光ナビ】
他の神社とは、格やオーラが違う!
神様のパワーを思いっきり吸い込んでおきましょう!
可愛い塙(はにわ)がお出迎え♪【はにわロード】
八重垣(やえがき)神社と、神魂(かもす)神社を結ぶ1.6kmの遊歩道。
周辺には史跡の案内板のほか、馬や鹿をかたどったはにわが飾られています。
高床式建物をモチーフにした休憩所もあり、
歩きながら周辺の歴史遺産に親しむことのできるルートです。
【引用元:松江観光協会】
◆縁結びの大神【八重垣神社】
神の住む世界『高天原』から
出雲の斐の川上に降り立った素盞嗚尊(すさのおのみこと)は、
稲田姫と、その両親が泣いている姿を発見。
なにやら理由を聞いていくと、
この地で猛威を振るっている八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治することに!
出雲の神話で
一番有名なのが八岐大蛇伝説ではないでしょうか。
なんとなくでも
お聞きになったことがあるはず。
この時、素盞嗚尊は、斐の川上から七里離れた佐草の郷"佐久佐女の森(奥の院)"に、
大杉を中心に『八重垣』を造り、八岐大蛇から稲田姫を守るため彼女を隠したのでした。
八岐大蛇を退治した素盞嗚尊は、
ご両親の許しを得て稲田姫と夫婦となり、
この佐草の地に宮造りされ、御夫婦の宮居とし
縁結びの道をおひらきになったのだそう…
「八雲立つ 出雲八重垣
妻込めに 八重垣造る その八重垣を」
という妻をめとった喜びの御歌から、
『八重垣の宮』となりました。
ご夫婦が生活を始められたところであり、縁結びの神社の知られています。
◆奥の院 佐久佐女の森
稲田姫命が八岐大蛇の難を避けるため、八重垣へ隠れた時に飲料水とし、
また姿をお写しになられた池と伝えられています。
◆鏡の池 占い
池に占い用紙を浮かべ、硬貨(十円または百円)をそっと乗せてください。
早く沈めば(十五分以内)縁が早く、遅く沈む(三十分以上)と縁が遅く、
近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人とご縁があると伝えられています。
恋愛、結婚等の縁に限らず色々な縁や願い事、また代理でその方を思いながらの占いもできます。
占い用紙は神札授与所にございます。
【引用元:縁結びの大親神 八重垣神社】
ジャイアントストア松江に到着!お疲れ様でした!
いかがでしたでしょうか?
島根県の歴史ある
神話のお話しにまつわる神社を巡り、
心も清らか、神様に日ごろの幸せを感謝する
一日となりました♪
出雲大社以外にも、魅力的な神社は島根県にたくさんありますよ!
ぜひ一度、巡ってみて下さい(#^.^#)